一級建築士は独学でいける?総合資格に通った僕が感じた勉強の現実

資格

一級建築士の勉強を始めたとき、

多くの人が最初に悩むのが「独学でいけるのか、それともスクールに通うべきか」という点だと思います。

僕自身も、受験を決めた当初は

「できれば独学で済ませたい」

「スクールは高いし、本当に必要なのか」

そんなことを考えていました。

結果的に僕は総合資格学院に通い、学科はストレートで合格しました。

ただし、最初からスクール一択だと思っていたわけではありませんし、

独学の方がいいと思った時期も何度もあります

この記事では、一級建築士試験を実際に経験した立場から

• 独学が厳しいと感じた理由

• それでも独学が向いている人の特徴

• 総合資格学院を使って感じたリアルなメリット

について、正直に書いていきます。

これから一級建築士を目指す方が、

「自分にはどんな勉強環境が合っているのか」を判断する材料になれば幸いです。

一級建築士学科は独学でいけるのか

一級建築士の学科を独学で突破するのは、十分可能です。

実際、市販のテキストや過去問だけで合格している人もいます。

ただし、誰にでも簡単にできるわけではありません。

独学で合格するためには、かなりの努力と計画性が必要になります。

一級建築士の学科試験は、計画・環境設備・法規・構造・施工と科目数が多く、どれも中途半端な理解では太刀打ちできません。

さらに、一つの分野だけを見ても、相当な学習時間が必要になります。

これらすべてを学習しながら試験日に間に合わせるというのは、

行き当たりばったりでは難しく、長期的な計画性が必要とされます

授業や強制力のある環境がない独学では、勉強の進捗管理やモチベーション維持をすべて自分で行わなければなりません。

その分、学習計画が崩れたときのリカバリーも自分次第になります。

そのため、

「毎日コツコツ勉強時間を確保できる人」

「分からない部分を自分で調べ、修正できる人」

にとっては、独学は現実的な選択肢になります。

一方で、計画を立てずに何となく始めてしまうと、途中で手が止まりやすく、結果的に遠回りになる可能性も高いです。

独学は可能だが、楽ではない

この現実を理解した上で取り組めるかどうかが、合否を大きく分けるポイントになります。

独学が厳しいと感じた理由

僕が一級建築士試験を目指す中で、独学は正直かなり厳しいと感じました。

その理由は、大きく分けて2つあります。

理由①分からない問題を教えてくれる相手がいない

計画・環境設備・施工は暗記要素が強いため、

教科書と問題集を繰り返すことで、ある程度は独学でも対応できます。

しかし、法規と構造は別です。

これらの科目は考え方や前提条件の理解が必要なため、

• 解説を読んでも理解に時間がかかる

• 解説だけでは腑に落ちない

• そもそも「なぜそうなるのか」が分からない

といった場面が多くありました。

その結果、

1問に必要以上の時間を取られてしまい、勉強全体が非効率になることが頻発します。

特に社会人の場合、勉強に使える時間は限られています。

この「分からない問題で時間を消耗する」という状況は、

合否に直結する致命的な弱点になりかねないと感じました。

理由②実践できる問題数に限界がある

僕が総合資格学院に通っていたときは、

• 配布された問題集

• 授業後に出される宿題と高難易度な課題

• オリジナル問題

と、圧倒的な量の問題に触れることができました。

この経験を通して強く感じたのは、

知識の定着や理解度は、解いた問題数にほぼ比例するということです。

問題を多く解くことで、

• 「この用語はこういう聞かれ方をする」

• 「このテーマはここが狙われやすい」

といった出題の傾向が自然と見えてきます。

一方、独学の場合は、

• 手元の問題集をひたすら回す(最低でも10周以上)

出題ワードから少し変えて自分で問題を作る

など、かなり意識的な工夫をしないと

同じレベルの実践量を確保するのは難しいと感じました。

このように、理解のスピード実践量の差が積み重なることで、

独学は想像以上にハードルが高い勉強方法だと実感しました。

それでも独学を選びたい人

ここまで独学の厳しさについて書いてきましたが、

それでも一級建築士試験に独学で挑戦したい人がいることも理解できます。

実際、独学が向いている人も確実に存在します。

独学が向いている人の特徴

僕の経験から見て、独学が成立しやすいのは次のようなタイプです。

すでに建築の実務経験が豊富で、法規や構造の基礎理解がある

• 分からないことを自分で徹底的に調べ、納得するまで考えられる

• 長期的な勉強計画を立て、それを逆算して崩さず継続できる

• 市販教材だけでも学習の質を維持できる自信がある

特に、

「自分で調べて理解するプロセスが得意で苦にならない人」は、

独学でも十分戦える可能性があります。

独学を選ぶうえで意識すべきこと

独学を選ぶ場合は、

スクール受講者と同じやり方では太刀打ちできません。

意識しておきたいのは次の点です。

問題数を意識的に増やすこと

• 間違えた問題を放置せず、必ず理解し切ること

• 勉強時間ではなく「理解度」で進捗を判断すること

特に法規と構造は、

「分からないまま進まない」ことが重要です。

独学に向いていないと感じたら、早めに切り替える

もし勉強を進める中で、

• 解説を読んでも理解できない問題が増えてきた

• 勉強時間を確保しているのに点数が伸びない

• 何を優先して勉強すればいいか分からなくなった

こう感じ始めたら、

それは努力不足ではなく、勉強の効率が落ちているサインかもしれません。

一級建築士試験は、気合や根性だけで乗り切れる試験ではありません。

限られた時間をどう使うかが、合否を分けます。

僕が感じた「独学の現実」

僕自身は最終的に総合資格学院に通いましたが、

独学の良さも、難しさも、どちらも理解した上で選択しました。

大切なのは、

「独学かスクールか」ではなく、「自分に合っているか」だと思います。

僕が総合資格を選んで感じたメリット

良かった点① 自然と頭に定着する学習カリキュラム

総合資格学院を選んで良かったと感じている点のひとつが、

意識しなくても知識が定着していく学習カリキュラムが組まれていたことです。

基本的な学習の流れは、

予習 → 授業 → 復習

ですが、総合資格はそれだけで終わりません。

同じ範囲について、

• 授業当日の演習テスト

• 翌週の復習テスト

• さらに翌週の定着度確認テスト

と、タイミングをずらして何度も出題されます。

この仕組みによって、自分では特に意識しなくても反復学習が行われ

理解度が少しずつ、しかし確実に積み上がっていきました。

また、すべてのテストが点数として可視化されるため、

• 自分が理解できている部分

• まだ弱い部分

が一目で分かります。

加えて、同じクラスにライバルがいる環境も大きかったです。

実は僕自身、最初はクラスの中でもかなり下位でした。

それでも、このカリキュラムに沿って勉強を続けることで、

徐々に理解が追いつき、点数も安定していきました。

良かった点② 本試験を強く意識した「問題の質」

もうひとつ大きなメリットだと感じたのが、

出題される問題の質が非常に高かったことです。

一級建築士の学科試験では、

• 基礎的な知識を問う問題

応用力・思考力を問われる問題

初出題や見慣れない形式の問題

と、難易度の異なる問題が混在しています。

総合資格学院の授業や模擬試験では、

こうした本試験のレベル感をそのまま再現した問題が出題されていました。

具体的には、

• 演習テスト・復習テスト:基礎を確実に固める問題

• 宿題:応用問題や、教科書に載っていない発展的な問題

と、問題の役割がはっきり分かれています。

このおかげで、

• 簡単な問題だけ解ける状態

• 難問ばかりに偏った勉強

といったことがなく、

知識を満遍なく身につけることができたと感じています。

また、模擬試験では普段の演習では出ないような応用問題も多く、

本試験で初めて見る問題に対しても、

落ち着いて考えられる思考力と耐性が自然と身につきました。

このように、

総合資格学院は「分かりやすい」だけでなく、

本試験で戦える力を段階的に身につけられる環境だったと感じています。

独学とスクール、どちらが正解か

ここまで、独学の難しさ、独学が向いている人、

そして実際に総合資格学院を使って感じたメリットについて書いてきました。

僕自身の結論は、

一級建築士試験は「正しい環境で、正しい順番で勉強できるか」が合否を大きく左右する試験だということです。

・独学が厳しいと感じた理由

独学では、

• 分からない問題をその場で解決できない

• 法規・構造で理解に時間がかかりやすい

• 実践できる問題数に限界がある

といった点が、どうしてもネックになります。

特に社会人の場合、

限られた勉強時間の中でこの非効率さが積み重なると、

気づかないうちに大きな差がついてしまいます。

・それでも独学を選ぶという選択

もちろん、独学が合わないわけではありません。

• 自分で徹底的に調べられる

• 実務経験があり基礎理解がある

• 計画通りに継続できる

こうした条件が揃っていれば、

独学で合格する可能性も十分にあります。

ただしその場合は、

相当な自己管理力と工夫が必要になることは覚悟しておくべきだと思います。

・総合資格学院を使って感じたこと

僕が総合資格学院を選んで良かったと感じているのは、

• 反復を前提とした学習カリキュラム

• 理解度が点数で可視化される仕組み

• 本試験を強く意識した問題の質

この3点が揃っていたことです。

特別な才能がなくても、

カリキュラムに乗って勉強を続ければ、

自然と実力が積み上がっていく環境だったと感じています。

実際、最初はクラスの下位にいた僕でも、

最終的には学科をストレートで突破することができました。

・最後に 大切なのは「自分に合った選択」

独学か、スクールか。

どちらが正解という答えはありません。

大切なのは、

• 今使える勉強時間

• 自分の理解スピード

• 一人で続けられるかどうか

これらを冷静に考えたうえで、

自分に合った勉強環境を選ぶことだと思います。

もし、

• 勉強しているのに点数が伸びない

• 何を優先すればいいか分からない

• このままで本当に合格できるか不安

そう感じているなら、

一度スクールという選択肢を検討してみるのも、

決して遠回りではありません。

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