一級建築士学科 資格学校に通っても落ちる人の特徴3選

一級建築士の学科試験は、

「ちゃんと勉強しているつもりなのに落ちる人」が本当に多い試験です。

資格学校に通っている。

授業も欠席していない。

それでも、なぜか点数が伸びない。

僕は総合資格に通って一発合格することが出来ましたが、

この状態のまま学科試験に失敗した受講生を何人も見てきました。

今振り返ると、原因ははっきりしています。

才能でも、理解力でもありません。

落ちる人には、共通した考え方と行動パターンがある。

しかもそれは、

資格学校に通っているからこそ陥りやすい落とし穴でした。

この記事では、

僕自身が総合資格の教室で実際に見てきたこと、

そして自分がハマった失敗をもとに、

一級建築士の学科試験で落ちる人の特徴を正直に書いていきます。

これから勉強を始める人、

すでに資格学校に通っている人ほど、

一度は読んでほしい内容です。

原因① 予習をしない

総合資格では対面授業が中心ですが、

講師は「受講生はすでに内容を理解している」前提で授業を進めます。

初歩的な知識や用語については、

いちいち噛み砕いて説明してくれるわけではありません。

そのため、一切予習をせずに授業を受けると

何ひとつ理解できないまま、その日の授業が終わることも珍しくありません。

もちろん、テキストを少し読むだけでも理解度は変わります

ただし、わからない点が多すぎる状態で授業に臨むと、

その疑問が解消される前に次へ次へと進んでしまいます。

結果として、

• 途中から話についていけなくなる

授業が「作業」になる

• 苦手意識だけが積み上がる

こうして、じわじわと脱落していきます。

本来、正しい予習の考え方はこうです。

• 授業範囲はほぼ理解した状態で臨む

• わからない点だけをピックアップする

• 授業前に質問する

つまり、

授業は新しく学ぶ場ではなく、復習の場

この意識を持てるかどうかで、

資格学校を「活かせる人」と「無駄にする人」に分かれます。

原因② 宿題を後回しにする

資格学校に通っていて落ちる人の多くが、

宿題を前日にまとめてやろうとします。

でも、このやり方には大きな無駄があります。

前日にやると「思い出す時間」から始まる

宿題を前日にまとめてやろうとすると、

まずやることは 授業内容を思い出すこと です。

• 何の話だったっけ?

• どこが重要だった?

• この問題、授業でやったっけ?

この「思い出す時間」、

本来なら必要のない、完全に無駄な時間です。

「思い出す=復習」は効率が悪い

中には、

「思い出す作業も復習になるからいいのでは?」

と考える人もいます。

でも、総合資格では数週間にわたって何度も確認テストが行われます

つまり、

• 授業

• 宿題

• 確認テスト

• 模試

この流れ自体が、

十分すぎるほどの反復訓練になっています。

わざわざ宿題の段階で、

記憶を掘り起こす時間を作る必要はありません。

宿題は「記憶が新しいうち」にやるのが正解

授業直後、または翌日であれば、

• 内容を覚えている

• 重要ポイントも分かる

• 手がスムーズに動く

結果として、

• 宿題にかかる時間が短くなる

• 理解度も高い

• 次の授業につながる

だからこそ、

宿題はなるべく早く終わらせる方が圧倒的に効率的です。

後回しにする人ほど、時間が足りなくなる

皮肉ですが、

• 忙しい

• 時間がない

と言っている人ほど、

宿題を後回しにして余計に時間を失っています。

宿題は、

「前日にまとめてやるもの」ではなく

授業の延長としてすぐ終わらせるもの

この意識の差が、合否を分けます。

勉強の出だしが遅い

最初だし、まだ時間はたくさんある

今はそこまで本気でやらなくても大丈夫

一級建築士の学科試験に落ちる人の多くが、

最初にこの考え方をしています。

正直に言うと、最初は僕自身もまったく同じでした。

何がそんなにまずいのか。

一級建築士の学科は、

• 計画

• 環境・設備

• 法規

• 構造

• 施工

この5科目があり、

どの科目もボリュームが異常に多い

学習は基本的に、

• 次の週の予習

• 授業

• その週の復習

このサイクルで回っていきます。

実際は、この流れだけで1週間のほとんどの時間を使います。

過去に戻る時間は、ほぼ存在しない

このスケジュールの中で、

過去の単元に戻って復習する時間を作るのはかなり困難です。

特に社会人の場合、

• 仕事がある

• 残業や付き合いがある

• 毎日同じ時間を確保できない

そもそも、

勉強時間を安定して確保すること自体が難しい

そのため、一度できた「穴」を

後から埋めるのが本当に大変になります。

たった1週間のサボりが致命傷になる

一級建築士の学科は、

1週間サボっただけで、その週の内容がごっそり抜けます。

しかも怖いのは、その後です。

「このままじゃまずい」と思って

前の範囲を復習し始めると、

• 今やっている範囲が頭に入らない

• 授業についていけなくなる

という状態になります。

過去を追えば、今が抜ける

結果として起こるのが、この状態です。

• 過去を追いかければ、今が抜ける

• 今を優先すれば、過去が穴だらけになる

この悪循環にハマると、

勉強時間は増えているのに

なぜか理解はまったく進まない

という感覚になります。

僕自身、まさにこの状態に陥っていました。

落ちる原因は「能力」じゃない

一級建築士の学科試験で失敗する人に共通しているのは、

能力が足りないことではありません。

多くの場合、原因はただひとつ。

スタートが遅すぎること。

「まだ大丈夫」

「そのうち本気出せばいい」

この考え方こそが、

一番取り返しのつかない失敗になります。

まとめ 落ちる人は「才能」ではなく「順番」を間違えている

一級建築士の学科試験で落ちる人に共通しているのは、

能力が足りないことではありません。

• 予習をしない

• 宿題を後回しにする

• まだ時間があると思って動かない

こうした行動の積み重ねが、

気づかないうちに大きな差を生みます。

特に資格学校に通っていると、

授業に出ているから大丈夫

そのうちペースを上げればいいと錯覚しやすい。

でも実際の学科試験勉強は、

一度できた穴を後から埋める時間を与えてくれません。

社会人であればなおさら、

勉強時間には限りがあります。

だからこそ大切なのは、

最初から全力で走ること

• その週の内容をその週のうちに固めること

• 「まだ大丈夫」という考えを捨てること

これだけです。

僕自身、

スタートを甘く見たせいで遠回りしました。

この記事を読んでいる今が、

一番早いスタート地点です。

今日やるべきことはシンプル。

次の授業の予習を、今から少しだけ始める。

それが、一級建築士の学科試験で失敗しないための、

最初の一歩になります。

タイトルとURLをコピーしました