①試験の概要を把握する
「一級建築士 学科試験」と聞いても、
最初は正直、何から調べればいいのか分からないと思います。
- 科目はいくつあるのか
- 何点満点で、何点取れれば合格できるのか
- そもそも、どれくらい大変な試験なのか
僕自身、勉強を始める前は
「とにかく難しいらしい」
という、ふわっとしたイメージしか持っていませんでした。
でも、最初にやるべきことはシンプルで、
まずは試験の全体像を知ることです。
一級建築士の学科試験は、
計画・環境設備・法規・構造・施工の5科目で構成されています。
このうち、法規と構造だけは配点が30点と高く、
他の科目よりも明らかに重要なポジションになります。
こうした概要を事前に知っているだけで、
「どの科目を特に重点的に勉強しなければならないか」
といった、勉強の優先順位がなんとなく見えてきます。
さらに言うと、
「これは簡単に合格することができない試験だな」
と、ちゃんと自覚できるのも大きなポイントです。
この認識がないまま計画を立ててしまうと、
- 想像以上に範囲が広くて焦る
- 途中で計画が崩れ、断念する
- 気づいたら試験に間に合わない
という、よくある失敗にハマりやすくなります。
だからこそ、勉強を始める前にやってほしいのは、
「まずは知ること」。
試験の概要を把握しておくだけで、
これから立てる勉強計画の精度は、確実に上がります。
遠回りに見えて、実はこれが一番の近道です。
勉強方針を決める
試験の概要を把握できたら、
次にやるべきなのは勉強の方針を決めることです。
ここで言う「方針」というのは、
細かいテクニックではなく、
- どれくらいの時間をつかうのか
- その時間を本当に継続できるのか
といった、勉強の土台の部分です。
まずは一度、
「一級建築士 学科 勉強時間」などで調べてみてください。
おそらく、かなり大きな数字が出てくると思います。
ただし、ここで注意してほしいのは、
ネットに書かれている勉強時間は、あくまで目安だということです。
• 建築の知識がどれくらいあるか
• 初受験か、2回目以降か
• 自分はどれだけ集中して勉強できるか
こうした条件によって、必要な勉強時間は大きく変わります。
「この時間を確保すれば受かる」という、
魔法の数字は存在しません。
参考までに、僕は総合資格に通っていましたが、
そこで聞いた話では、
「合格者は平均して週25時間ほど勉強している」と言われていました。
これもあくまで目安の数字ですが、これを聞いて、
「意外といけそう」と思うか、
「正直きつい」と思うか。
この感覚は、とても大切です。
次に、その勉強時間を前提として、
1週間の生活をざっくり当てはめてみてください。
- 平日は何時間使えるか
- 休日はどれくらい確保できるか
実際に書き出してみると、
想像以上に勉強が生活の中心になることに気づくはずです。
そして、この算出した勉強時間を、
毎週、計画通りに実行できるかどうか。
ここが、一級建築士の学科試験において、
「合格と不合格を分ける一番のポイント」だと、僕は感じています。
独学か資格学校を使うか決める
前のフェーズで、大まかな勉強スケジュールは立てられたと思います。
次に決めるべきなのは、
独学で進めるか、資格学校を使うかという点です。
ここを曖昧にしたまま進んでしまうと、計画がきちんと立てられていないため、
- 情報収集だけで時間が過ぎる
- 勉強方法が途中でブレる
- 結局、どっちつかずになる
という状態に陥りやすくなります。
細かい話については、下の記事で詳しく書いているので、
ここでは大枠の違いだけ押さえておきます。
「一級建築士学科は独学でいける?総合資格に通った僕が気付いた勉強の現実」https://nex-blog.com/%e4%b8%80%e7%b4%9a%e5%bb%ba%e7%af%89%e5%a3%ab%e3%81%af%e7%8b%ac%e5%ad%a6%e3%81%a7%e3%81%84%e3%81%91%e3%82%8b%ef%bc%9f%e7%b7%8f%e5%90%88%e8%b3%87%e6%a0%bc%e3%81%ab%e9%80%9a%e3%81%a3%e3%81%9f%e5%83%95/
独学のメリット・デメリット
独学の一番のメリットは、
- 費用が安く済むこと
- 自分のペースで勉強できること
時間帯や勉強量を自由に調整できる点は、
人によっては大きな魅力だと思います。
一方で、デメリットもはっきりしています。
- 自分を厳しく管理できないと、勉強時間が短くなる
- 継続できず、途中で失速しやすい
- 資格学校に比べて、問題演習量(アウトプット)が圧倒的に少ない
特に、インプットばかりになりやすい点は注意が必要です。
資格学校のメリット・デメリット
資格学校のメリットは、
勉強の流れを学校側が管理してくれることです。
- 進捗がはっきりわかる
- 頭に定着しやすいカリキュラム
- 自動的に勉強量が増える環境
「今日はやる気が出ないな…」という日でも、
最低限の勉強は確保されます。
一方で、デメリットとしては、
- 費用が高いこと
- 勉強に対する強制力が強いこと
- 疲れている日や集中できない日でも勉強しなければならない
といった点があります。
自由度は低くなりますが、その分、迷わず進めるというメリットがあります。
大切なのは「自分に合っているか」
独学と資格学校、
どちらが正解という話ではありません。
大切なのは、
- 自分で勉強計画を管理できるか
- 勉強時間を継続して確保できるか
- 強制力があったほうが続くタイプか
こうした点を踏まえて、自分に合った方法を選ぶことです。
ちなみに、僕自身はこの判断の結果、資格学校(総合資格)を選びました。
その理由や、実際に通って感じたことについては、
こちらの記事で詳しく書いています。
独学か資格学校に通うか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「一級建築士学科 総合資格はおすすめ?実体験からメリット・デメリットを解説」https://nex-blog.com/%e4%b8%80%e7%b4%9a%e5%bb%ba%e7%af%89%e5%a3%ab%e5%ad%a6%e7%a7%91%e3%80%80%e7%b7%8f%e5%90%88%e8%b3%87%e6%a0%bc%e3%81%af%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%ef%bc%9f%e5%ae%9f%e4%bd%93%e9%a8%93%e3%81%8b/
まとめ 最初にやるべきことは、「決断すること」
一級建築士の学科試験に向けて、
最初にやるべきことは、
いきなり問題を解き始めることではありません。
まず大切なのは、
- 試験の概要を把握する
- 必要な勉強量をイメージする
- 勉強の方針を決める
- 独学か資格学校かを選ぶ
といった、土台づくりです。
この段階を曖昧にしたまま進んでしまうと、
途中で計画が崩れたり、勉強方法に迷ったりして、
時間だけが過ぎていきます。
一級建築士の学科試験は、
後から立て直すのが非常に難しい試験です。
僕自身も、勉強を始める時期が遅くなったため、とても苦労しました。
だからこそ、最初の判断がとても重要になります。
完璧な計画を立てる必要はありません。
ただし、
「このやり方でいく」
と決めて、早めに動き出すこと。
それが、合格に近づくための一番の近道だと、僕は感じています。
このあと何から始めればいいか迷っている方は、
次の記事も参考にしてみてください。
「一級建築士試験合格への道!効率的な勉強スケジュールと心構え!」https://nex-blog.com/%e4%b8%80%e7%b4%9a%e5%bb%ba%e7%af%89%e5%a3%ab%e8%a9%a6%e9%a8%93%e5%90%88%e6%a0%bc%e3%81%b8%e3%81%ae%e9%81%93%ef%bc%81%e5%8a%b9%e7%8e%87%e7%9a%84%e3%81%aa%e5%8b%89%e5%bc%b7%e3%82%b9%e3%82%b1%e3%82%b8/
