一級建築士学科に一発合格した勉強法|最下位から立て直した6ヶ月

みなさん、こんにちは。一級建築士のねっくすです。

自己紹介ですが、私はR5年入社の現在25歳です。R5の学科試験に一発合格し、製図はR6に合格して晴れて一級建築士となることが出来ました。

仕事は施工管理をしているため、設計の経験などはありません。そんな経験も知識もない私でも合格することができた勉強方法や勉強する上で大切にしていたことをお伝えします。

僕自身、総合資格学院に通いながら学科ストレート合格しましたが、最初から完璧な勉強スケジュールは組めませんでした

この記事では、総合資格に通いながら勉強をした僕が、苦労したことややって良かったことを包み隠さず公開していきます。

今勉強を頑張っている方、勉強を始めようか迷っている方には刺さる内容だと思いますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

学校入校〜1ヶ月|動機・危機感ゼロの大学4年生

大学4年生の時、

「一級建築士ってなんかかっこいいな」

そんな中身のない動機で入校を決めました。親に借金までして…

資格学校のため、教室がいくつもあり、当然ですが本格的な環境でした。

受講生も本気の表情をしており、大学生の私には少々息が詰まるような環境でした。

当時の私はバイトとパチンコしかしてなかったので…

当時の自分の状態

当時の私は、今振り返ると本当にひどい状態でした。

• 生活の中心:バイトとパチンコ

• 勉強習慣:ほぼゼロ(たまに授業に出席するくらい)

• 危機感:親に借金しているのに皆無

• 講義中に考えていたこと:

「講義が終わったら何の機種を打ちに行こうかな」

講座料金と覚悟のズレ

総合資格の講座料金は、決して安いものではありませんでした。

親に借金して支払ったにも関わらず、覚悟はまるで伴っていませんでした。

講師の激励を受けても心に響くことはなく、「まあ、なんとかなるでしょ。」くらいの感覚でした。

最初の試験

入校から2〜3週間後、基本知識を問う試験がありました。

• 試験内容:基礎知識確認テスト

• 満点:70点

• 私の得点:25点

• クラス内順位:圧倒的最下位

講師や教室担当者に、「ここで躓く人は、合格は厳しい。

事前にそう言われていた試験で、この結果でした。

「これは勉強しないとまずい…」

そう思いながら、試験の後にはパチンコへと向かっていました。

今思えば、この1ヶ月は

「一級建築士を舐め切っていた時期」でした。

ただ、ここで痛烈な最下位を取ったことが、後に自分を変えるきっかけとなったのも事実です。

1ヶ月〜3ヶ月目|最下位常連から抜け出すためにやったこと

学習システムと現実

総合資格では、毎週決まった学習サイクルがありました。

授業後に演習テスト翌週に復習テストを行うという流れです。

どちらのテストも、

予習・復習をきちんとやっていれば高得点や満点が取れる難易度でした。

ーーただし、それは「やっていれば」の話で。

3ヶ月間の自分の立ち位置

私の順位はと言うと、

  • 演習テスト:ほぼ毎回最下位
  • 復習テスト:最下位or最下位の1つ上
  • 周囲との差:埋まる気配なし

「これは流石にやばい」と思いながらも、何が原因かを深く考えていませんでした。

まだ大学生だし、仕方ないと自分を正当化していました。

原因はシンプルだった

原因:学習量の少なさと、間違った勉強法

当時の私は、机に向かう習慣がほぼありませんでした。

宿題を終わらせたら、勉強のことは完全に頭から消えていました。

今振り返って、最大の失敗は

机に向かう時間を、自分で作れなかったこと」だと思います。

今だからわかる、やるべきこと

新しいことを生活の一部にするには、時間がかかります。

いきなり長時間勉強しようとする必要はありませんでした。

本当は、まず

  • とりあえず机に向かう
  • ペンを持つ
  • 5分でもいいから座る

この「行動そのもの」を生活に組み込むべきでした。

少しずつ変えた学習スタイル

そこから、徐々に机に向かう時間を増やしていき、

学習スタイルを一つ決めました。

当時取り入れたルール

  • 前週の演習テストは必ず完璧にする
  • 宿題の問題は「理解できるまで」潰す
  • 全部やろうとしない

この頃の学習時間は、

1週間で約18時間でした。

成果と、次の壁

この学習スタイルを取り入れてから、

復習テストでは徐々に良い順位が取れるようになりました。

ただ、ここで新たな問題が出てきました。

それは、

今までサボっていた分、復習に莫大な時間がかかるということです。

負の連鎖

復習に時間を取られる

予習の時間が確保できない

授業が理解できない

翌週も復習に時間がかかる

この負の連鎖に、私はしばらくハマり続けることになります。

3ヶ月〜6ヶ月|生まれ変わった自分と、負の連鎖を断ち切った1週間

負の連鎖を断ち切るために

どうすれば、この負の連鎖を断ち切れるのか。

その答えを、私は意外とシンプルに考えました。

1週間だけ、本気でやってみよう

予習も復習もすべて完璧にすることを目標に、1週間死ぬ気で取り組みました。

覚悟を決めた1週間

この週の勉強量

• 勉強時間:1週間で35時間

• 予習:講義分を事前に完了し、授業を受ける必要がないほど頭に叩き込む

• 復習:その日のうちに理解まで落とし込む

正直、かなりきつかったですが、

「この1週間だけ」と決めていたので、迷いはありませんでした。

結果が全てを変えた

その週の演習テスト・復習テストは、ともに

両方1位を取ることができました。

毎週行っているただの小テストです。

それでも、私の中では

何かが明確に変わった瞬間でした。

その週の復習は、授業内容を完璧に理解していたため、驚くほど短時間で終わりました。

そして、その分の時間をすべて予習に回せるようになったのです。

この瞬間、

復習に時間がかかる → 予習不足 → 授業での理解不足

という負の連鎖を、完全に断ち切ることができました。

そこからの変化とモチベーション

それ以降は、高得点の軌道に乗りました。

  • 演習・復習テスト:安定して高得点
  • 順位:1位を連発
  • 勉強の感覚:「苦しい」→「結果が出て楽しい

予習・復習に無駄な時間がかからなくなり、その分、今までサボっていた範囲にも手を伸ばせるようになりました。

ようやく、他の受講生に追いついた感覚がありました。

1位を取れるようになったことは、そのままモチベーションにつながりました。

やれば結果が出る

それが分かったことで、勉強時間は自然と増えていきました。この頃の勉強時間は平均30時間でした。

合格判定テスト

その後、今までに習ったすべての範囲を問われる合格判定テストがありました。

私は、その時点で履修範囲全ての復習を終えていました。

結果は次の通りでした。

  • 得点:70点中69点
  • クラス内順位:1位
  • 全国順位:20位

最高の結果を出したまま、私は大学を卒業することができました。

6ヶ月〜試験本番|社会人で伸び悩み、そして追い込みへ

4月から、社会人として働き始めました。

学校では講義の約8割が終了し、本番さながらの模擬試験が増えていく時期です。

それまで順調だったはずの私は、ここで再び大きな壁にぶつかりました。

模試での伸び悩み

4月〜6月にかけて、模擬試験は合計3回ありました。

  • 模試回数:3回
  • 合格ボーダー:90点
  • 結果:一度もボーダーに届かず

この時期は、過去すべての範囲を定着させる必要がある時期です。

しかし、仕事が始まったことで精神的に疲れ、勉強時間は急激に減っていました。

点数が伸びなかった原因は、シンプルに勉強の質が落ちていたことでした。

  • 勉強時間が減った
  • 習ったはずの範囲の問題を落とす
  • 知識が「抜け落ちている」感覚

焦りはありましたが、当時はまだ正しい対処ができていませんでした。

朝勉強への切り替え、そして失敗

夜は疲れて寝たくなってしまうため、「脳がスッキリしている朝に勉強しよう!」と考え、朝型の勉強法に切り替えました。

しかし、私には合いませんでした。朝は脳が完全に起きておらず、問題を解いても頭に残らない。

効率の悪さを、はっきりと感じていました。

そのまま、気づけば試験まで残り1ヶ月。

ここでようやく、「自分は夜の方が圧倒的に頭に残る」

という自分に適した勉強の時間帯に気づきました。

そこから、勉強時間を夜に戻しました。

最後の追い込み

最後の追い込み期間は、健康を崩さない範囲で、睡眠時間を削り、夜に集中して勉強する生活に切り替えました。

無理はしましたが、パフォーマンスは明らかに戻ってきました。

最終模試(本試験2週前)の結果〉

  • 最終模試配点:125点
  • 得点:101点
  • 判定:合格ライン到達

この結果を見て、「ようやくここまで戻ってきた」と、そう感じました。

〈追い込みで点数が伸びた理由〉

追い込み期間で点数が伸びた理由は、新しいことをやったからではありません。

それまでの授業内容が、しっかりと頭に残っていたことが大きかったと思います。

そのため、復習に時間をかける必要がなく、効率的に学習できていました。

試験当日

そして試験当日。

今までやってきたことに、

不思議と不安はありませんでした。

やることはやった

そう思って、試験に臨み、

一回で突破することができました

最後に:一発合格できた理由と、今勉強しているあなたへ

私が学科試験を一発で通過できた理由は、

特別な才能があったからでも、ずば抜けて頭が良かったからでもありません。

その時その時にやるべきことを、順序立てて徹底した

ただ、それだけだったと思っています。

勉強を続けていく中で、

「もう無理かもしれない」

そう感じる瞬間は、必ず訪れます。

私自身、最下位を取り続けた時期もあり、

社会人になってからは点数が伸び悩んだ時期もありました。

それでも大事なのは、感情に流されることではなく、

  • 今の自分には何が足りないのか
  • どこでつまずいているのか
  • 次にやるべきことは何か

これを冷静に考えて、実行することです。

モチベーションは、自然に湧いてくるものではありません。

小さな成功体験を積み重ねて、

自分で作っていくものだと思っています。

今、思うように点数が伸びていなくても、

それはあなたにセンスがないからではありません。

正しい順序で、やるべきことをやれば、

必ず結果はついてきます。

どうか、自分を信じて、

今日やるべき一問、一時間を大切にしてください。

心から、応援しています。

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